学習目標 |
古文書?日記?古典籍などの文献資料の原本、写本や複製本を見ることによって、今の活字本では得られない情報が得られることを学ぶ。さらに、それらの情報の活用方法を考えること、併せて文献資料を読む時に必要な知識の習得をも目指す。 |
授業概要 |
毎回テーマごとにパワーポイントの画像、配布資料を使用して講義する。その際に写真のみでなく和装本?複製本もできるだけ用いたい。ただし、一方的に講義するのではなく、学生にも一緒に考えてもらい意見を述べてもらう。また、後期末には修理工房に出かけて文献資料の修理を実際に見学する。 |
テキスト |
毎回コピーを配布する。 |
参考文献?課題図書 |
岩波講座『日本通史』別巻3史料論、山本信吉著『古典籍が語る』、石上英一編『歴史と素材』など。 |
受講生への要望 |
受講生は日本史専攻生以外でもかまわないが、講義の内容が大部分日本の古文献についてのものであることに留意してほしい。 |
評価方法 |
前期末にレポートを課し、後期末に筆記試験を行う。これらの点数に出席率を含めて総合的に評価する。 |