学習目標 |
①一般の科学と違う哲学の独自性、存在意義を理解することを目標とする。 ②西洋哲学とキリスト教が形而上学や自然神学を通じて密接な関連を持ってきたことを理解する。 ③講義内容についてノートをとる訓練をする。 |
授業概要 |
古代ギリシアに始まる西洋哲学は、ローマ帝国の国教となったキリスト教との緊張のなかで展開されていった。この科目では、キリスト教と哲学の接触点に注目しながら、哲学者たちが思索した哲学の根本問題を学んでいく。彼らの思想を、単に客観的に知るだけではなく、彼らとともに考えて、哲学という思索が持っている独特の意味を理解していきたいと思う。 |
テキスト |
『人称的世界の倫理』(勁草書房) |
参考文献?課題図書 |
重要な文献は、講義の中で紹介する。 |
受講生への要望 |
ノートをしっかりとること。質問があれば、積極的に提出すること。(毎回、出席カードに質問欄がある。) この科目用に大学ノートを一冊、用意すること。(ルーズリーフ不可) |
評価方法 |
平常点(出席?ノート)とレポートによって評価する。 |