授業概要 |
「子どもには幸せになってほしい」???こうした想いを多くの大人が抱く。ましてや「わが子」となると、想いはなおさら強くなるのが自然である。しかし、幸福が教育の目的として語られることは決して多くない。そこには教育と社会との多義的な関係性が介在している。この授業では、こうした関係性に対して、不登校やいじめ、引きこもりなどの現代の教育問題を手がかりにアプローチする。また現実問題の理解ばかりでなく、問題を越えたオルタナティブの可能性についても具体的な事例を紹介しながら受講生と共に考えてみたい。 |
課題?評価 |
受講者数にもよるが、授業への参画(コンスタントな出席と発表?報告等による積極的な参加)及び試験をもって判定する。 |
テキスト |
講義にて指示。 |
参考文献 |
永田佳之ほか『持続可能な教育社会をつくる』(せせらぎ出版、2006年) |
受講生への要望 |
受講人数にもよるが、テーマ別のグループ発表を取り入れていく予定である。また授業では多様なトピックを扱うが、それぞれ関連性をもたせるので、授業へのコンスタントかつ積極的な参画が求められる。 |
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授業計画 |
原則として、次の課題をトピックとして扱う。(初回に行う受講生の興味関心に関するアンケートの結果によって調整する予定)
1.オリエンテーション 2.データを読み解く①(「世界幸福度指標」から) 3.学校の社会的機能~学校に行く(行かない)という意味 4.データを読 | | |